「食物アレルギーと防災について」を開催しました(2019.9.21)
現在、食物アレルギーを持つ子どもの数が大幅に増えています。原因は様々だと思いますが、アナフィラキシーを発症し、命に係わる状態になる場合も少なくありません。
今回は長年そんな子どもたちと親を支えてこられた「LFA食物アレルギーと共に生きる会」の大森さんに「災害時」を想定したご講演をお願いしたところ、農林水産省からも“話をさせてほしい”との申し出もあり、講座の中でお話しいただくことになりました。
▲講師/那須 祐子さん(農林水産省大臣官房政策課食料安全保障室)
農林水産省の那須さんからは、現在の国としての方向性等について内容のあるお話をしていただきました。特に災害時にどのような準備と備蓄をしておくべきかを資料を基に詳しくお話しいただきました。
▲講師/大森 真友子さん(LFA食物アレルギーと共に生きる会)
大森さんからは、ご自身のお子さんの状況等を含めて「食物アレルギー」とはどんなものか、時に命に係わるアナフィラキシー時の様子や対応など映像を用いて説明いただきました。実際災害に遭われた時に困ったことなど、アレルギーの子どもがおられるお母さんたちの声もお話しいただきました。


会場の後方には、大森さんが持参したアレルギー物質除去食品を多く展示し、一つ一つ丁寧に説明いただきました。